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あるコロンビア売春婦と一年間恋人関係にあった私は、不法滞在で強制送還された彼女を追いかけてコロンビア本国に渡って彼女の家を訪ねた。そこで見たものは…
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  エバと出会ったのは、その二年ほど前。偶然だった。

 その日、車で出掛けていたのだが、仕事が早く終わったため、A市の劇場に行くことにした。その前の週に友人に誘われてW市の劇場に出かけた。そこに出ていたクラウディアが、翌週はAの劇場に行くと言っていたからである。

  このクラウディアは、少々足は短いが、美人だし、バストも尖っていて性欲をそそる女だ。W劇場の個室で初めて相手をしたときは、初対面だったせいかチップを要求してきた。チップを二千円ほど渡さないと、胸や尻などを触らせないのである。

  本来、チップというのはサービスが良かったら、心付けとして後から渡すものである。個室の中にも、「チップを要求されても渡さないで下さい。要求されたら、知らせてください」と、張り紙がしてある。悪質な女を締め出すためだが、ある程度は、トラブルにならないかぎり黙認されているのだろう。

 なにせ、こういう個室サービスは、料金はその劇場によって三千円から八千円まで違いはあるが、彼女たち外人嬢の取り分は一律一人千円なのである。いかにも、安い。もちろん、個室でするのはタッチやフィンガーサービスではない。本番行為である。

  個室には「本番行為はしないでください」などとも書いてあるが、これも誰も本気にしていない。警察に踏み込まれたときの言い訳に書いてあるにすぎないからだ。万一、本番を劇場側が禁止したとしても、外人嬢は多額のチップを要求して隠れてやるだろう。

 だから、彼女たちが千円、二千円のチップを要求してくるのは、ある意味ではしかたない。一人千円の取り分では、いくら物価の安いコロンビア出身でも、バカらしくてやってられない気にもなるのだろう。

  チップをやらないと、女によっては当方の局部を取り出し、濡れティッシュで拭いて、手でしごくだけというのがいる。こちらも感情のある人間だ。よほど溜まっているのでもないかぎり、反応はしない。しかたなく、胸や尻を触ろうとすると「ノー、タッチ。タッチするならプレゼント。」と言ってくる。しょうがないから、二千円ほどやって胸を触らせてもらって、息子をなんとか使用に耐えるようにして行為に及ぶのである。

 クラウディアはこの典型的なタイプで、胸を触ろうとすると、すぐにチップを要求してきた。定石どおり二千円をやって、ことに及んだのだが、反応が鈍い。気を入れていないのだ。

  気を入れているかいないかは、すぐに分かる。最初のころは感じている振りをするのだが、時間が経つにつれて、早くフィニッシュしてくれと言うからだ。逆に、最初は投げやりにしていても、体が反応してしまい、途中からむしゃぶりついてくるのもいる。キスも何もかもオーケー、やり放題だ。

  むろん、初対面でこうなるケースは稀だ。一回目の反応を見て、良さそうだったらこちらの顔を忘れられないうちにまた行って相手をする。そうすると、体の相性のいい女はビンビン反応してくる。終わったあと、食事にでも誘うと二回に一回の割で乗ってくる。そうしたら、あとはこちらの腕次第で、ステディな関係に持ち込めるのだ。

 しかし、クラウディアの場合は違った。はっきりいって、最低だ。後味が悪かった。だから、何も言わずに部屋を出た。友人は先に帰った。

 わたしはしばらくステージを見ていて、最後の出演者である外人二人の顔を確認してから外に出た。最後の二人も、タマが悪い。はっきりいって、歳をくっている。三十を越えているかもしれない。外見からいえば、クラウディアが一番ましだった。

 駅の方に歩いていくと、電話ボックスがあった。仕事の電話をしなければいけないことを思い出し、かけているとクラウディアが電話をかけにきた。何の気なしに「やあ」と声をかけてみた。向こうも「オラ」(ヤア)と返してきた。

  電話が繋がらないらしく、彼女はすぐに電話を切った。こちらも用件が終わっていたので、挨拶代わりに「ごはん食べに行かないか」と誘ってみた。別に、本気で誘ったわけではない。

  しかし、意外にも「オーケー」と言う。「でも、友だちがいる。彼女も呼んでいいか」と言うので、「オーケー」と言った。こちらはもう、出すものは出している。べつにこれから一戦を交えるわけではないから、二人でも三人でも大して変わりがない。食事をして、話を聞ければいいやという考えでいた。

  彼女は、もう一回電話をした。友だちに電話をしたのだろう。すぐにもう一人来るから待っててくれと言う。

 しばらく待っていたのだが、なかなか来ない。こちらとしては、執着しているわけではないので帰ろうかなと思ってきたころ、彼女のほうから「もう行こう。先に行って待ってればいい」と言い出した。そして「車はある?」と聞いた。

  この日はたまたま車ではなかった。「今日は車で来ていない」と言うと、仕方ないという感じで歩き出した。ちょっと離れた所にあるファミリーレストランに行くことになった。

 だが、クラウディアとはなぜか会話が弾まない。暗いのだ。理由はある程度察しがついた。彼女とは初めて相手したのだが、彼女のことは知り合いから聞いて知っていた。彼女は最近、恋人と別れたのだという。しかし、彼女のほうはまだ未練があるらしく、ときどき元恋人の自宅に無言電話をかけているらしい。

  食事をしながら話しているときも、「まえ、恋人いた。でも、いまセパレート」と言った。話が符合する。精神的にダメージがあるのだろう。意外と純なところがあるのかもしれない。

「次の週は、仕事どこ」と聞くと「A劇場」と言う。あまり会話も弾まないまま、彼女を劇場近くにあるというアパートの前まで送り、そのまま電車で帰った。そんな経緯があり、もしかしたら二回目ともなれば、多少はサービスが良くなるかもしれないという、勝手な淡い期待もあってA市の劇場を訪れたのだ。


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