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部屋に戻り、買ったばかりのCDをかけてみた。ミゲル・モリーは、やはりいい。二曲目の「JUNT A TU CORAZON」だけでなく、一曲目の「LLORE」、三曲目の「SIEMPRE,SIEMPRE」、四曲目の「DULCEMENTE BELLA」、八曲目の「MAMITA MIA」など、ほとんどの曲がいい。
アルバムタイトルが「GRAND EXITOS」とあるから、ベストアルバムなのだろう。日本で二年あまり探し続けてなかったのに、コロンビアでは一軒目で手に入った。さすがは本場だ。カバーを見てみると、メレンゲの中でも「テクノメレンゲ」というジャンルに入るらしい。
ところで、ミゲル・モリーの歌は、曲の合間に「マミータ」という言葉が必ず入ってくる。サルサやメレンゲの曲の間奏の部分には、それぞれのグループの名前を合いの手のように入れている場合が多い。
それが、どうしてミゲル・モリーの場合だけ、自分の名前ではなく「マミータ」(もともとはママを指すマミーからきているが、コロンビアでは親しい女性一般を指す愛称となっている)という言葉を使うのか。不思議に思ってエバに聞いてみた。
ところが、エバの答えは「知らない」の一言だった。そんなことに関心を持つのは、わたしが日本人だからだろうか。
次にバジェナートのCDをかけてみた。アレハンドロ・デュランという歌手のものだ。アコーディオンを小脇に抱いたジャケット写真から見ると、かなりのおじいちゃんだ。コロンビアの村田英雄か三波春夫のような存在なのだろうか。
これもアルバムタイトルが「16GRAND EXITOS」とあるから、ベストアルバムらしい。改めて一曲目の「ALICIA ADORADA」という曲をじっくり聴いてみると、どこかで聴いたことがある。思い出してみると、カルロス・ビベスのアルバムに入っていた曲だった。わたしは「LA GOTA FRIA」だけがバジェナートを現代風にアレンジしたとばかり思っていたが、アルバム全体がバジェナートの名曲をリメークしたものだったようだ。
アコーディオンを伴奏に、しわがれた声で朗々と歌い上げる彼の曲は、どれも渋味があって味わい深い。ラテンミュージックに入り始めた当初は、ミゲル・モリーのようなアップテンポなメレンゲが好きだったが、バジェナートのような曲は、聴き込んでいくにしたがってその魅力が分かっていくようだ。
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