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完全にエバは付き合いだした当時とは変わっていた。本物のプータになっていた。彼女を変えたのは、当時来日していた姉のサリーである。彼女は、エバに徹底的に「プロ」としての金の稼ぎ方を教えた。「恋人」からも金を取れ、と命じていた。
サリーがエバの手引きで来日し、初めてわたしと引き合わせるとき、エバはこう言った。
「お姉さんには、リュージもわたしにお金、プレゼントしてるって言ってね。そうじゃないと、わたし、怒られるから」
こんなこともあった。エバがロングで千葉のスナックにいたときだった。急に「明日、仕事チェンジだから、ピックアップして」と連絡があった。次の仕事場には朝の十一時に行かなくては遅刻とみなされてキャンセルされる。電車で行くと三時間以上かかるところだった。だから、夜のうちに車で近くまで移動しておきたかったのだ。
わたしはロングでピックアップする必要はないと思っていたから、銀行にも行っておらず、数千円しか財布の中に入っていなかった。これではホテル代も払えない。
「ホテルのお金、貸して。明日、銀行に行って、お金下ろすから」と言うと、そのとき、仕事をキャンセルして、エバの働いていた店のアパートに居候していたサリーは、「そんなお金のない男、ダメ」と言ったので、わたしは行かなかった。あとで金は返すと言っているのに、そんなことを言われて、わたしはムカついた。
結局、エバはその日、泊まりの客がつき、寝過ごして次の仕事場に遅刻し、あやうくキャンセルされそうになった。わたしが迎えに行くことになっていれば、彼女は客をキャンセルするか、ショートにしてわたしと落ち合っていただろう。
その当時は、まだ彼女とは蜜月状態だったので、すぐに関係は回復したが、だんだんサリーに感化されて、金の稼ぎ方を覚えていき、とうとう修復不可能となった。もし、サリーが来日していなかったら、わたしとエバの関係は、逮捕されるまでずっと続いていたとのではないかと思う。
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