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わたしはやりきれない気持ちになり、ウイスキーを取り出して、ストレートでぐいっとやった。もうエバのことは吹っ切ろう、明日にでもカルタヘナへの航空券を買い、別れを告げようという気持ちになったのだ。
ついでに夕方買ったコロンビア製の睡眠薬のカプセルを一錠取り出し、飲んだ。もう眠ってしまかった。
「だめ、お酒とクスリいっしょに飲む、だめ。わたしのお父さんも、いつもクスリとお酒いっしょに飲んでた。それで心臓発作で死んだ。あなたも気をつけて」
エバの父親は、彼女が十九歳のときに死んだと聞いていたが、心臓発作で死んだというのだ。しかし、わたしの体のことを本気で心配してくれるのはうれしかった。
エバも少しウイスキーを飲み、顔が赤くなった。
「あなた、イタリアのお姉さんへの国際電話のお金払ってくれる。二百ドル。それプレゼントしてくれたら、今晩セックスしてもいい」
「二百ドル?」
「そう」
「エバ、あなた、まだプータ(売春婦)なのか。ビッキーなのか」
「ノー。ビッキー死んだ。わたし、いま仕事ない。少しお金ある。でも、あとどうする。心配。だから、あなた助けて」
また金の無心だ。しかし、ここで拒否したら、「ダイヤモンドプレゼント事件」のときの二の舞だ。エバにそこまで言われたのに、コロンビアくんだりまで来て、何もしないで帰る気にもなれなかった。
「オーケー。プレゼントする」
わたしは財布から百ドル札二枚を抜き取り、エバのベッドに置いた。
エバはベッドの上に横になり、誘うようなしぐさを見せた。わたしはエバの上に覆い被さり、セーターの上から彼女の乳房を揉みしだきながら、キスをした。拒否はしない。
次第に局部が硬直してきた。そのまま硬直したものを、彼女のジーパンの上からエバの局部にぐいぐい押しつけた。同時にセーター、ブラジャーをたくし上げ、エバの乳首を口に含んで転がした。エバは「ウフッ」という喘ぎ声を出し始めた。ズボンとシャツを脱ぎ捨て、パンツ一枚になった。
頃合いと見たわたしは、一気にエバのジーパンを剥ぎ取り、パンティーの中に手を入れ、バギナを確かめた。もうエバのあそこはトロトロに濡れていた。こんな短い愛撫で彼女のバギナが濡れているのは久しぶりだった。
付き合い出した当初は、ホテルに入って服を脱ぐと、もうそれだけで彼女は濡れていた。その日、何人の客とセックスしていようと、わたしと会うときは、何日もセックスしていないかのように彼女のあそこは求めていた。
しかし、何ヶ月も付き合っていると、前戯なしでいきなりセックスすることが多くなった。エバはわたしのペニスに唾をつけ、挿入した。それでもやっているうちに濡れていき、彼女は十分達したので、彼女の蜜があふれているのを見るのは実に一年ぶりだった。
あまりにも濡れているのを知られて恥ずかしかったのか、「わたしだって、本当はセックスしたい…」とエバは言い訳した。彼女は二百ドルの話を口にしたときから、実は濡れていたのかもしれなかった。金の話を持ち出したのは、セックスするきっかけが欲しかった。いわば“免罪符”が欲しかっただけなのかもしれなかった。
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