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「エバ。日本で最初の仕事はどこだったの」
わたしは以前から聞きたかったことを聞いてみた。
「U。わたし、初めのころは、こことMばかりだった」
たしかに、彼女がUとMに仕事が多かったことは前から聞いていた。エバはメモ魔で、手帳にいつどこに仕事に行ったかをすべて書いていて、「Uには何回、Mには何回、Wには何回……」と教えてくれたことがあったのだ。
「それで、初めてのときはタッチショー?」
「ノー。本番」
「エッ、本番?」
普通、来たばかりで勝手が分からない新人の女の子には舞台での本番はさせないで、タッチショーをさせて、個室での本番だけさせて様子をみると聞いていた。だから、いきなり舞台での本番と聞いて驚いたのだ。
「それで、どんなお客さんだったの」
「四十歳くらい。わたし、コロンビアでフェラチオしたことないでしょ。初めて。だから、ヘタ。お客さん、なかなか大きくならない」
「じゃ、できなかったの?」
エバとは何百回とセックスしたが、ほとんどノーマルセックスで、オーラルセックスしたのは数えるほどだった。意外にも、南米にはオーラルセックスが少ないのか、フェラチオは日本に来てから仕事で初めて覚えたと言う女の子が多かった。まして、オクテの学生で、セックス体験も乏しかったエバが、いきなり舞台での本番マナ板がうまく出来るわけがなかった。
舞台に上がっても、恥ずかしかったり元気がなくて、結合できずに舞台を降りる客はけっこういる。わたしは、その客が不能で終わってくれることを願った。その後に彼女の体を通り過ぎて行った、何百人、何千人の男のことを考えれば、一人や二人の男が出来ようと出来まいと関係ないのだが、わたしには最初の客だけは不能であって欲しかった。だが、彼女の口から出た言葉はわたしには残酷なものだった。
「ノー。やった。男、なかなかいかない。だから、わたし、『早く、早く』と言った。それ、わたしが覚えた最初の日本語」
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