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ポパヤン行きのバスが発車し、しばらくしてもう一台のバスが止まった。今度こそネイバ行きのバスだ。
二人で荷物を抱えて乗りこんでみると、長距離バスだけあって、思っていたよりちゃんとしたバスだった。客席は左右二列ずつあるし、運転席と客席とはドアで隔ててあって、運転席後部にはトイレまであった。やはり二時間ごとにトイレ休憩などしていては時間を食ってしかたがないし、山間部などでは日本のように休憩所もないためだろう。
わたしたちは前列二列目の席に座った。トイレに行きやすいし、降りるときも降りやすいと思ったからである。
六時半の出発間近になると、ほぼ満席になった。早めに乗車していてよかった。座席は少しリクライニング出来たので助かった。
バスは定刻に出発した。あたりはもう薄暗くなっていた。バスは五分くらい走るごとに停まって、客を拾った。人家も見えないような場所に停留所があるのには驚いた。立ち乗りの客も四、五人出始めた。客を拾うごとに車掌が切符を切っていた。
三十分くらい走ったところで、急に周囲が明るくなった。ピタリトの町らしい。ここで十人くらいの客が入れ替わった。その後は、一時間ごとくらいしか停まらなかった。エバは疲れて居眠りを始めたが、二人とも眠ってしまうと置き引きに遭いかねないので眠れなかった。
車掌がいちいち停車地のアナウンスをしないので、ネイバを通りすぎてしまわないか不安になる。十一時を過ぎたとき、バスが停まった。ネイバの町かと思ったが、あたりには人家がほとんどない。また小さな町だろうと思ったが、念のため、降りる客に聞いてみた。すると、ネイバだと言われ、あわてて二人で荷物を抱えて降りた。
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